本藍染めポプリンワンピース

2016.05.21

『心に澄み渡るような美しい色に出会うためには、果てしなく同じ作業の繰り返し。真面目に藍と向き合ったとき初めてその姿を見せてくれます。』*

この美しい藍色に出会った時、とても心動かされた事を覚えています。深く、どこか懐かしく、吸い込まれるような魅力のある色でした。

このワンピースはかつて江戸時代に栄えた藍染めの染色技法によって染められています。一年の歳月を掛けて職人の手により作られた「蒅(すくも)」と呼ばれる藍染めの染料。すべてが自然から生まれ、自然に帰る染料です。効率を重視した色素のみを生成する合成藍、いわゆる「インディゴ」とは異なり天然藍染めは果てしなく手間のかかる染色技法でもあります。

何度も色を重ね深みを出した藍色。その後色がでなくなるまで4日間掛けて洗いと天日干しを繰り返します。私たちは「藍染め=色落ちするもの」と常識の様に思っていたことが、実は全くの逆なのです。「本当の藍染めは色落ちしない」のです。

hatsutokiの天然藍染めポプリンワンピースは、金糸を織り込んだ高密度のテキスタイルをベースに染めて頂きました。きっと心を動かされると思います。是非手にとって見て頂きたいと思います。

_murata

 

本藍染めポプリンワンピース
¥32,000+tax

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※その他の販売店はCONTACTよりお問い合わせください。

 


 

*藍染工房壺草苑のHPより

東京の西の果て 青梅
都会の喧噪とはかけ離れたこの町で
日々 自然の呼吸を感じ その営みに感謝しつつ
藍染に精を尽くしています

かつて 海の向こうの人々に“ジャパンブルー”と言わしめ
驚きと感動をもたらした藍の色
もう一度 その美しさを世の中に広めるために

古人の知恵と努力を受け継ぎながらも
現代の息を吹き込み
人々の生活を美しくするためのものづくり
それが壺草苑の目指している姿です

 

hatsutoki books vol.1[暮らしの手帖]

2016.05.19

本を読むことは、よく旅に例えられることがありますよね。読書を通して考えが整ったり、新しい価値観に出会ったり。ものづくりのヒントになることもしばしばあります。hatsutokiのスタッフが影響を受けた、お気に入りの本を今日から少しずつ紹介していきたいと思います。

一冊目は、昭和35年5月に発行された[暮らしの手帖]。京都の古本市で見つけました。 今から50年以上も前に出されたものですが、料理のレシピ、生活の知恵、解決したい悩み事はふしぎと今も、ごく身近に感じます。

編集者が自ら、「そもそも」思うことをとことん考え抜く記事は、日々工夫を重ねていくことで、ゆたかさに出会えることを教えてくれました。『いったい、よいふきんとは、どんなものなのか』。それは日々のちょっとした物事に過ぎないですが、たしかに日常のなかに存在すること。ささいな一つひとつが自分の暮らしとなって、生き方になっているんだとふと思ってしまいました。

オオデマリ

2016.05.17

家の前に植わっているオオデマリの木。毎年5月の初めに満開になるのが西脇生活の密かな楽しみの一つです。いつも不思議に思うのですが、本当に測ったように5月の連休の時に満開になるのです。もしカレンダーがなかったとしても、5月を正確に知らせてくれそうです。そして一週目の終わりには散ってしまいます。

山は、若葉色からすっかりと緑色に。夜、川沿いを通ったら少々フライイング気味のホタルも少し飛んでました。そして、もうすぐ田植えの季節、水が張られるとカエルが一斉に鳴き出すはずです。そうしたらいよいよ夏はすぐそこです。

_murata

コトバトフク[京都・二条]

2016.05.05

京都・二条城のすぐ南側にある「コトバトフク」でhatsutokiをお取り扱い頂いています。コトバトフクは日本の若手デザイナーの服やファッションとデザインの本を中心としたセレクトショップです。

セレクトはコトバトフクの独特な目線から選ばれた魅力的なブランドばかりです。「zazi 」「YUKI FUJISAWA」「malamute」「A .Dupré 」「kikkou」「COMMUNE」「proef」「kanie」「___(名前のないブランド)」等々。どのブランドも個性的で面白いものづくりをしているブランドばかり。

コトバトフクに並ぶ服はどれもデザイナーの思いや、その世界観を作り上げている魅力的な背景を持つ服ばかりです。ゆっくりとした空間でそれぞれの服のストーリーを聞けば服がより魅力的に見えてくるから不思議です。
京都に行った際はぜひ立ち寄って見てください。きっと良い出会いがあると思います。

 


 

コトバトフク

〒604-8381
京都府京都市中京区西ノ京職司町67−15 1/8bldg. 4A (※階段のみの建物です)
地下鉄 二条城前駅より徒歩3分
JR 二条駅より徒歩7分
阪急 大宮駅より徒歩15分

定休日:火・水(祝日の場合営業)
営業時間:12:00~20:00
※営業日程が変更することがあります。

各種SNSで随時お知らせしますので、ご来店前に必ずご確認ください。
instagram  @kotobatofuku

 

母の日。

2016.05.02

5月8日は、母の日ですね。

いつも家族を想って、何十年も過ごしてきてくれたこと。ほっと安心できる時間を作ってくれること。いつでも彼女らしく、元気でい続けてくれること。すべてが何気ない日常の風景で、それが一番の幸せなんだとふと気づきます。

そんな感謝の気持ちと願いを込めて、かろやかな初夏の装いを贈りませんか。

スペシャルギフトラッピング
5月8日までにWEBショップでご注文頂いた方は、特別なギフトラッピングに対応いたします。

是非この機会にご利用くださいませ。

アイコンチェックのギャザースカート

2016.04.30

半袖で過ごすほど暑い日があったかと思うと、ストーブをつけるほど寒かったり。なかなか忙しい天気ですが、スカートを履く日が増えた気がします。

hatsutokiのつくるスカートは、軽やかで繊細。さわやかな色糸が重なったチェック柄を、コットンサテンの素材と重ねて動きのある巻きスカートに仕立てました。ひと癖ある独特のチェック柄は、どこか懐かしくも新鮮。夏らしい装いのスカートです。

 

ONLINE STORE ボイルギャザースカート(ベージュ)

 

水面のゆらぎのような ”影織り”

2016.04.18

巧妙に浮かびあがる波模様。hatsutokiが今シーズン商品化した”影織”(カゲオリ)について。

熟練の職人の連携から生まれる糸、染め、織り、その中でも工場によって特徴は様々です。特殊な装置で陰影をつくりだした”影織”は、昔からある技術を新鮮な目で見つめ、何度も工場に通い実験を繰り返し誕生しました。水面のゆらぎのような見たこともない表情と不思議な色の交わり、光に透かした時の陰影が美しい生地です。これは、繊細な糸の密度によって柄をつくり出しています。洋服という枠にとどまらない、不思議な素材。

「色」は、染めだけでなく、光や重なりによって混ざり合い姿を現します。自分たちの色をこれからも追求していきます。

 

SHADOWオーバードレス(ネイビー)

 

_ono

旅の話

2016.04.13

旅はいいですよね。異国では自分の中での普通が普通でなくなり、価値観がひっくり返るようなことが次々と起こります。新鮮な体験で脳がリフレッシュされる感覚がとても心地かったりします。ものを作るときに”当たり前”にとらわれてしまうと新しい物は作れません。多様な価値観を知ることは、デザインの幅を広げてくれます。「異国の地に行くことは根を伸ばす事である。」と誰かが言っていました。一度根を伸ばせばその土壌の栄養が、知らず知らずのうちに脈々と吸い上げられていて、枝が伸び幹が太くなります。そしてその栄養を取り入れた果実が実るのだと思います。

写真はカンボジア”トレンサップ湖”。水上の船の上に家があり、沢山の人が水の上で生活をしています。水の上に学校があり、子どもたちはボートで通います。教会や商店、レストランも水の上。仕事は漁業が主で、魚をとって市場に売りに行きます。軒先にはハンモック。自転車に載るようにボートに載っていて、ボートは好きな色に塗られカスタムされています。

その場所の空気、匂い、気温、人々の熱気のようなものに直に触れた時の、ガツンと頭を打たれるような感じはその場所でしか体験できません。自分の価値観を無理やり広げるには旅が一番かもしれません。準備が大変でつい億劫になってしまうのですが、未知の養分を求めてどんどん根を張らなければなと、カンボジアの暑さを思い出しながら、思いました。

_murata

4月

2016.04.10

4月も中旬ですが、新年度に入りhatsutokiでは新メンバーを迎え、気持ちも新たにスタートを切っています。

ハツトキのはじめての専任者として、僕が西脇に移住したのがもう4年前です。当時は遠方から西脇に移り住むということはとても珍しいケースで、驚かれることも多かったのですが、ここ1〜2年で首都圏の美大や専門学校を卒業した新卒生が次々と西脇の企業に就職するようになりました。皆ものづくりをするために良い環境を求め、西脇に来ているというのが特徴です。

東京だからかっこ良くて田舎だからかっこ悪い、という感覚が少し古臭く感じるような風潮がデザイナーの選択の自由度を上げているように感じます。(そういえば西脇に移り住んですぐの頃は、東京でその話をしてもなかなか理解されなかった事をふと思い出しました)西脇の場合は市が一体となり力を入れて人を呼びこむ施策をしていることがフックの一つにもなっていてこれは本当に素晴らしいことだと思っています。

今、西脇だけでなく日本全国の繊維産地に若手のクリエイターが増えています。これから各産地の数量的な規模は益々小さくなるのは避けられないのかもしれません。しかし僕は自分たちの服作りの未来にワクワクしています。同じ価値観を持ち、もづくりをしている同世代が全国の各産地に居て新しい事にチャレンジしているからです。服作りの無限の可能性が目の前にどんどん広がっていて、僕らもその一つになれるよう更に磨きを掛けなければ、と改めて思った新年度のスタートでした。

_murata

リネンチェックコート

2016.04.10

hatsutokiの羽織りものは、柔らかに馴染む軽やかなコート。麻のふし感を活かしながらも主張しすぎない、自然な色を重ねた織柄が特徴です。

チェック柄はよく見ると1本ワカバ色がひそんでいたり、繊細な糸使いがシンプルながらも存在感のある柄になるよう何度もシュミレーションした織柄です。

素材は、極細の綿糸に”撚り”をかけ、張りのある麻を織り込むことでさらりとした質感です。シワも馴染む生地なので、使い心地の良いコートとなりました。ベルトで遊べるフリーサイズのパターンとなっています。

旅先にも羽織りものとしてちょうど良いと思います。

 

_ono

 

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