新作のご紹介「ジャンパースカート」

2016.01.06

ドレープを効かせたコットンのジャンパースカートは、布の動きを楽しんだデザイン。

hatsutokiの得意とするきめ細やかな技術が必要とされる超極細(約0.09mm)の綿糸100番単糸を染め、空気を含む2重設計で織り上げた素材を使用した新アイテム。ネイビー×グレーはシックな印象に。中にハイネックを合わせると大人っぽくて好きです。ダブルフェイスで前と後ろの色が違うデザインも存在感があり、ノースリーブのまま上からジャケットを羽織っても様になります。春も楽しめるジャンパースカートは、ちょっとした食事や、コンサート、旅行などにぴったりです。

http://hatsutoki.com/shop/products/detail.php?product_id=431

渾身の「ミックスモクスカーフ」

2015.12.19

今季の渾身の一作!hatsutokiシャツの要である極細のコットンの糸を数十本も”束”にして、1本の太い糸を作るところから始まりました。異なる色糸を組み合わせた先染めならではの色の交わりは、何度も色の組み合わせを変えたり、撚り合せ、様々な杢糸(モクイト)を試作しました。同じ糸でも組み合わせによって無限のバリエーションが生まれます。何本もの細番手の綿糸が複雑に撚り合わさり、通常の太い糸では作り出せない、今までにない質感が完成しました。

その商品はこちらをご覧ください。
http://hatsutoki.com/shop/products/detail.php?product_id=420

Webマガジン「コロカル」でハツトキを紹介していただきました。

2015.06.25

山に囲まれ、綿を育てる。 産地発の新しい服づくり「hatsutoki(ハツトキ)」
http://colocal.jp/topics/art-design-architecture/secori/20150624_50260.html

マガジンハウスが発行するWebマガジン「コロカル」でハツトキを掲載していただきました。

素敵なタイトルから始まるこの文章を綴ってくれたのは、キュレーターの宮浦晋哉さん。数年前から何度も(多い時には月に2度も!)西脇に足を運んでくれています。西脇を自分の足で歩き、自分の目で見て、色々な人からリアルな話を聴く。そんな姿勢で素敵な紹介をしてくださいました。ぜひご覧ください。

世界で200台のリバーレース機を操る「栄レース」

2014.03.19

こんにちは、ハツトキの村田です。先日兵庫県、宝塚に本社を構える「栄レース」さんにお邪魔してきました。栄レースさんは”リバーレース”と呼ばれるレースで世界トップシェアのメーカー、あのブランドこのブランド、誰もが知っている超有名ブランドも使用しています。リバーレースとは、機械自体がアンティークともよべる様な機械を使い約20000本の糸を複雑かつ超繊細に糸を絡め合い、柄を作っていくレースです。

他のレースに比べ透明度の高さ、模様の凹凸、繊細なタッチが特徴となります。リバーレース機を操れる工場は世界でも少なく、アジアでは唯一栄レースのみです。主な産地はフランスですが、フランスで残る機械も、動いているものは少ないそうです。下の写真はサンプル室で見つけたちょっと変わったモチーフのレース。柄の部分の凹凸と地の部分の透明感がリバーレースの特徴。伝統的な花のモチーフの他にも、幾何学模様であったり、風景の様な柄などなど沢山ありました。

僕が個人的に一番驚いたちょっとオタクな機械の話。リバーレースは、それを作る機械自体が古いアンティークの様な機械ですので、メンテナンスも自社で行わなければなりません。機械のパーツを生産するメーカーも今はないので、現在はなんと!自社で機械のパーツ生産から行っているそう。10数年前に、イギリスで唯一残っていた、機械に使用するパーツを作る工場が閉じる、という情報を聞きつけ、パーツを生産する機械ごと全て買取り、自社でパーツ工場を運営。

中国山東省の青島栄レースでは、超繊細なレース工場のすぐ横で、鉄鋼所があるという、ちょっと不思議な光景になっているそうです。他にないものづくりをするために、鉄鋼所まで自社にもうけてしまったというその姿勢、超クリエイティブだと思いました。

サンプルのレースを見ながら、自分たちで持ってきたコットンの生地スワッチにのせて、デザイナーさんたちとあーやこーやと楽しい時間。

MG_3957-1024x682

リバーレース

ストライプやボーダーなど柄物にも繊細で透明感のあるリバーレースはよく馴染みます。生地とモチーフの組み合わせを探しながら、乗せてみると思いのほか、かわいい。。優美でエレガントなイメージの強いリバーレースですが。細番手のコットンの繊細で素朴なイメージともよく似合いました。

 

企画デザインから、レースを作り、染色・加工まで一貫した生産ラインをもっているのは、世界でも栄レースだけだそうです。最終の検品工程を少し見学させて頂きましたが、ものすごく厳しい基準で、レースの糸一本一本をチェック。細〜い糸目が飛んでいたりなどはクライアントさんに「どこが悪いのか分からない」と言われることもあるそうです。

MG_3944-1024x682

これ手描きのリバーレース設計図。デザイナーが決めた柄を、設計図に起こすのは”ドラフティング”という作業です。手描きでは1柄作るのに3ヶ月かかっていましたが、現在はPC上で出来るため、大分時間も短縮されたそうです。世界で評価される日本人のものづくりの超ストイックな姿勢を目の当たりにし、とても良い刺激になりました。

 

_murata