
八幡神社例大祭
2016.10.11
播州周辺の地区では毎年10月にお祭りが行われます。写真は、西脇の八幡神社で催された例大祭。町ごとに山車や神輿がこの八幡神社に集まります。祭り当日は雨の予報だったのが一転、神様が取り計らってくれたような晴天でした。
朝、町なかを歩いていると祭りの音楽が遠くから聞こえ、半被を来た人がちらほらと歩いていました。この祭りに合わせて帰省してくる人たちも多いとのこと。祭りの会場ではいろんな人が再会していたり、一緒にお酒を飲んでいたり、見ているとそれは家族のお盆や正月に家族全員が集う風景のようでした。こういう節目に、人が集える場所があり続けるというのは、すてきなことだなと感じます。
町によっては、播州織の半被を来ているところも。町ごとに、格好も神輿もうたう歌もちがいました。その中でも、祭りで一番見ごたえがあったのは「あばれ太鼓」。太鼓を叩く人が4人乗った神輿をなんと、繰り返し左右に大きく横転させるのです。
普段おだやかな西脇の人の印象と全くちがって!荒々しくて力強く、真剣で熱気が帯びた神輿でした。綿々と受け継がれた祭に圧倒されながら、なによりもお祭りを通して町の人が強く繋がっていることを実感できました。西脇に来て半年。また少し、この土地のことを知ることができたように思えます。
_tatsuyama