
春から初夏へ
2017.04.30
綺麗なミモザが街中に咲いていて、忘れない様に写真におさめておこうと、10日ほど前に思いたちました。4月中頃までの景色でしょうか。なにしろこの季節は草花や山の色、街の景色の移り変わりがとても早いのです。
山は4月の雨が上がり暖かい日が訪れると一斉に新芽を吹き、若葉色に染まります。この瞬間、春が来たまさにその瞬間はとても感動的で、自然の力強さをひしひしと感じます。花は、桜、たんぽぽ、ミモザ、モッコウバラ、オオデマリと次々に咲いては散り、また咲きます。毎日通る道が、日々変化して新しい気付きや感動を与えてくれるのです。
ここ半年ほどのことなのですが、花や草木の名前を覚える楽しさを知りました。名前を知ることで、見過ごしていた物が、見過ごせない物になっていることに気がつきました。それはつまり、世界を縦に広げること、たとえ小さい街で暮らし、日々同じ道を通っていたとしても、見ている世界の深さが変わることだったのです。