
蓮の花
2017.08.18
お盆に墓参りをしたら、蓮の花が咲いていました。仏教では、西方浄土の極楽は神聖な蓮の池と信じられているためお寺の境内に蓮の池が作られて、よく植えるようになったのだそうです。アジアのいろいろな国の国花にもなっています。
しずかに浮かぶ蓮の花は、きれいな澄んだ水でしか咲かないのだそうで、それを知るとどこかいっそう特別にうつくしく感じ、昔から神聖な花として人々に親しまれてきたのがわかるような気がします。
ちなみに、蓮は「蜂巣(はちす)」を略して生まれた名前。実の入った花床にはたくさんの穴があいていて、蜂の巣に似ているからなのだそうです。
外皮が固くなった花床は、まるで生き物のようでした。青々とした葉っぱが夏の日差しに、鮮やかに映えていました。