春夏に向けて

2018.01.23

次の春夏に向けて、今の時期は生地をひたすら織っています。これはドビー織といわれる、一定のピッチの模様がリピートした織物。縦に一本すっと入った糸の上をドビー模様が連なっています。パールのようで、雫のような美しい表情。

ドビー織は小柄の規則正しい幾何学的な模様が多く、シンプルな技術でありながら、模様の種類は非常に多くあります。古くからシャツ地の産地として栄えた西脇では、ドビー織の生地見本が機屋さんなどでもたくさん目にすることができます。長い時間に渡って、産地の人々によって研究と開発がされてきた技術を用いて、次の春、新鮮な表情のテキスタイルが登場します。

ここから更に、一手間加えて服地に変身する予定。どんなテキスタイルで登場するか、楽しみにしていてくださいね。