
お茶の時間
2018.05.24
最近、夕方になっても日が高く、夏至が近づくのを感じるようになりました。夜の七時でもまだ空は明るくて、帰り道でも気分が心なしか晴れ晴れとしています。人って日の長さとか天気で、心持ちが大きく変わってくるからふしぎです。
環境の変化と同じくらい大切なのが、やっぱりからだの調子です。ある日、コーヒーばかり飲んでいる生活をしていることに気づいて、午後のコーヒー一杯をハーブティーにしてみはじめた時期がありました。どこか本調子になれない時を、カフェインで馬力を出させるのではなくて、「私、お疲れ様です。まあ五分休もうよ」といたわることにしてみたんです。それだけで、それから一日フラットな気分で過ごせて、それが寝るときまで続いているように感じるときもありました。
この春から、岡山のハーブ畑で育てられているハーブティーのお取り扱いをはじめたのですが、栽培から加工、販売まで一貫でされている香草工房の内藤さんも、ご自身が体調を崩してから、療養される中でハーブの世界に出会ったのだといいます。そのお話を知って、どこか納得していしまいました。自分のケアをできるのは、自分。そう思うとからだにいいと感じるものをとっていきたいと、この頃あらためて思います。
お茶っていうのは「モノ」ですが、これを飲む「時間」だと思うと、なんだかいいですよね。自分が体験したこの時間を贈りたいと思い、先日の母の日には「忙しいかもしれないけど、毎日ぼんやりしてください」という思いを込めて、ぼんやりブレンドという名のついたハーブティーを贈りました。
[ぼんやりブレンド]
オレンジピールやレモングラスは、他の種類のものと掛け合わせて飲むと、いつもの味が新鮮になります。
[レモングラス]
[オレンジピール]
いろんな味を少しずつ、ぜひ試してみてくださいね。