香草工房の畑を訪ねて vol.1

2018.10.22

汗ばむほどによく晴れた、秋空が美しい十月。岡山県津山市にある、香草工房さんの畑を訪れました。

かつては、ハーブとも農業とも全く無縁の仕事をしていたという代表の内藤さん。当時の仕事のなかで、アロマテラピーに出会うきっかけがあったのだそうです。ご自身が体調を崩した時期をきっかけに、自らハーブを栽培するようになりました。

そのときから、バジルとトマト、カモミールと玉ねぎなどを混植をしてみたり、とにかく実験を何度も重ねてきたのだそう。以来あれこれ試しながら、育てるハーブの種類が少しずつ増えていきました。


これは、畑に使っているたい肥。米ぬかと枯草のみを使用して作られた手作りの肥料です。取材しているさなかも、お話をしながら内藤さんは丁寧に肥料を手でほぐしていました。香草工房の畑は、農薬を使わずに、できるだけ自然に近い状態でハーブが生き生きと育っているのだといいます。

一見すると、どれがハーブで、どれが普通の草木なのかが見分けがつかないほど。そのなかを歩きながら一つずつ、ハーブの名前と効能を教えていただきました。


ネトル


エルダー

「ネトルとエルダ、この二つは相性がいいんです。」

それはハーブティーなどとして調合するときのみならず、混植すると互いに育ちが良くなるのだそう。これは、今回畑にうかがって驚いたことの一つでした。


ユーカリ


ペパーミント

相性がいいもの同士は、混植したほうがよく育つのだそうで、ネトルとエルダ同様に、ユーカリとペパーミントも一緒に植えることですくすくと生えていました。縦や横に一列に規則正しく並べるような人工的な配置ではなく、自然の距離感で相性によって共存する関係というのが、植物でも存在するのは奥深く思えました。


hatsutokiがハーブティーを探していたのはもう半年前くらいのこと。hatsutokiの服を着るときと同じような、安心感や幸せな気分を感じられるものを探し求めていました。その土地ならではのものづくりをしているというところに深く共感し、お取り組みがはじまりました。

飲む人が、心身ともに自分を癒し、いたわる時間になるといいなと思っています。これから寒くなる季節、贈り物にもぜひ。次回も引き続き、畑のお話。お楽しみに。

香草工房さんのハーブティー、今季も少し新しく入荷しています。ちょっとした贈り物にもぜひ。一つずつが小分けなので、お気軽にいろんな味を試してみてくださいね。


[ハードワークサポート]


[リラクシングレモン]