ハル

2019.04.11

春の存在は木々や風や鳥が、いつも教えてくれる。蕾が限界まで膨らみ、一斉に芽が吹き出す。山のすべての蕾が一斉に吹き出すものだから、錆びたような褐色の景色に突然色がつく。風が、あの冬の鋭い風が、優しく柔らかくなる。鳥が、長い間沈黙していた鳥が騒ぎはじめる。

ハルは3月28日生まれの祖母の名前。季節をそのまま名前にするなんて、とても素敵だと思った。きっと木々の芽が出て、風は優しく、鳥が鳴くような、心地よい日和だったのだ。
 


 
こころ踊る春の日和に合わせて、新しいウェアやストールが並びました。
是非御覧ください。

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