
釉薬のような”pottery tiles”
2019.09.28
どこか、昔に見たような記憶の中にある陶製のタイル。懐かしい空気を思い出しながらイメージを膨らませました。色は釉薬の様な奥行きのある白、そしてベージュの配色に。 ”pottery tiles”と名付けたテキスタイルです。
コットン100%の上質なタッチと自然な洗い感を重視して設計。洗いざらしでも美しく、使い込んでも腰を失わず、長く着用できる事を意識した生地設計にしました。またタテ、ヨコの糸の密度を調整することで柄のラインがシャープにくっきりと表れる設計にしています。
写真のブラウスはバイヤスカット(斜めの裁断)で仕立てました。生地はバイヤスで裁断することで、柔らかいカーブやドレープが出るという特徴があります。首周りに控えめなリボンを付けたような衿のディテールや、シャープな脇のカットなど、細部に拘りを散りばめて品のあるブラウスとなりました。