シルク本来の柔らかさを追求した[長谷川商店]のシルクリブタートル。この冬に、hatsutokiのオンラインストアに登場しました。愛知県を拠点に、世界中の高品質の糸を長年取り扱われてきた長谷川商店。糸の質からこだわり抜き、独自の糸加工の技術によって、ほかにない素材の良さが魅力です。素材やものづくりに関して、お話をうかがいました。

長谷川商店のシルク
長谷川商店の絹紡糸は高い技術を持つ中国の絹紡工場で、上質な繭の選定から高度な紡績加工技術を経て、日本へ輸出されています。質の良い絹紡糸は一般的なものと比べて、白度や光沢、風合いがまったく異なるといえるほどの仕上がりなのだといいます。これは三十年以上、永きに渡る絹紡工場との協業の賜物。
その絹紡糸をシルクの染色に長けた日本の染工場で染色し、絹紡糸だけでも220色という膨大なカラーを常にストックしているのは、長谷川商店の大きな特徴の一つ。そして、何よりも他社の絹紡糸と長谷川の絹紡糸が異なるのは、染色後に自社の全自動ワインダーによって、すべての糸の欠点が除去されているところ。そのしごとによって、のちの工程の生産性の高さと安全性を高めているのだといいます。
ふわふわとした感触のひみつ
このリブタートルに使われているふわふわとした触感のシルクは、上質な絹紡糸の表面を、自社で開発した特別な加工をほどこしています。繊維を細かく毛羽立たせて、繊維と繊維の間に空気が入り込み、それによって繊細な肌触りと、これまでにない温かさが生まれました。
もともとシルクの繊維の細さはカシミアの半分。そのシルク繊維が更に細分化することによって、これまでにないシルクの新しい肌触りが生まれたのだそうです。触ると、ウールやカシミアのようなふんわりとした触感と、コットンのようなしっとりとしたなめらかさがあります。これを服のかたちにしたときも、着る人がシルクの優しさに包まれているように感じていただけるデザインを心掛けているといいます。
ものづくりにおいて、大切にしていること
「シルクの良さをいかに引き出すか?」これを常に考えているということばに、あらためて素材への強いこだわりを感じました。シルクを身に纏う喜びを一人でも多くの方に感じてほしいといいます。

ふわふわとあたたかなのに、しっとりとしたシルクのしなやかさや心地の良い重みも感じる一着。ぜひチェックしてみてくださいね。
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