朝晩は空気が冷たくなってきましたね。
気持ちが秋冬に傾いてきたところで、冬支度を。
丁寧な手仕事のもとつくられる、ニットのご紹介です。
△odnu / ミックスカラーセーター(ブラック) サイズFREE
odnu(オドヌ)のニットは主にネパールとインドの女性たちによって編まれています。今回ご紹介のニットはネパールでつくられたもの。
日本では手編みという職が衰退しつつありますが、 ヒマラヤ山脈の麓に位置する寒さが厳しいネパールやインドでは、今でもその技術が大切に受け継がれています。
△odnu / ミックスカラーセーター(グレー) サイズFREE
odnuのニット1枚にかかる制作期間は約2週間。
現代では効率の悪い生産なのかもしれませんが、 時間をかけてゆっくり編まれたニットは、機械では出せないテクスチャーや着心地の良さがあります。
1枚ずつ手編みで編んだ、ミックスカラーセーター。
手編みならではの揺らぎと、ざっくり凹凸のある表情が、古着のような懐かしさの在る一枚です。
糸は28μの太めのウール繊維をGillbox(ギルボックス)というネパール独特の紡績方法で甘撚りの糸に仕上げ、同じくネパールで紡績したメリノウールを一緒に編んでいます。
普通の28μの糸より柔らかくて、とても暖かいのが特徴です。
ネパールの寒さをしのぐことができる、ウール100%の[made in Nepal]ニットです。
素朴なテクスチャーだからこそ、シルエットの見え方にはこだわりをぎゅっと詰めました。
身幅は大きめでゆったり着られるワンサイズ。
袖口はキュッとしまった長めのリブ、襟は少し高めのハイネック...と、シンプルながらコロンと可愛い仕上がりのシルエットです。
人の手が時間をかけてつくるネパール製のニットは、個体差があるのも特徴です。
手作り感は、唯一無二もの。
完璧ではないリズムが表現する、そのバランスを楽しんでいただけたら嬉しいです。