どうして、私たちは時間をかけた手づくりの服に魅了されるのでしょう。
機械でつくられたものとは違い、ばらつきのあるサイズ・形の一枚。
他にはない、自分だけのもの...と思うと、愛着がわくのかもしれません。
今回ご紹介するのはセレクトのジャパンブランドodnuから届いた、あたたかなハイネックのニットとカウチンセーターです。
△odnu / バルキーヤーンセーター(ホワイト) made in India サイズFREE
バルキーヤーンとは、ふっくらとしてかさの高い糸のこと。
少し高めのハイネックと、リブのデザインが、メリハリあるシルエットになっています。
直接肌に触れるリブは肌触りの良いメリノウールを使用。
ボディは甘撚りで弾力のあるドネガルヤーンを2本合わせて編み上げました。
ドネガルヤーンとは、アイルランドのドネガル地方で作られるセーター用の糸です。
アイルランドの糸を使い、時間をかけてインドの女性たちによって編まれ...
そして、日本の私たちのもとに届くニット。まるで旅するニットのようです。
糸を2本合わせで編んだボディは、しっかりとした厚みに。
ウール100%のふっくらした糸は空気を含むのでとても暖かく、寒い日に活躍してくれます。
身幅は大きめでゆったり着られるワンサイズ。襟は少し高めのハイネックです。
△odnu / カウチンセーター(ブラック) made in Nepal サイズFREE
「カウチン」とよく耳にしますが、ざっくり言うと防寒着のことをさします。
カナダ・バンクーバー島にある、カウチン湖という湖周辺に定住しているネイティブアメリカンの労働着として生まれました。
羊毛がもつ油脂成分を含んだ毛を使用し、密度を詰めて編まれているため、撥水性と防寒性に優れ、重厚感があるのが特徴です。
odnuのカウチンセーターは、幾何学模様や動物模様を取り去ったシンプルなデザイン。
太いツイードの糸を2本引き揃えで編んでいて、肌に直接触れるリブ部分はメリノウールで編み柔らかさを出しました。
ツイード糸独特の凹凸感があり、無地ですがとても表情豊かなセーターです。
肌寒くなる秋口からサッと羽織れ、ウール100%なので冬はアウター代わりにもご使用いただけるしっかりとした厚さがあります。
身幅は大きめでゆったり着られるワンサイズ。
袖口はキュッとしまった長めのリブで、ころんとしたシルエットです。
手編みの良さを追求したodnuのニット。
機械では出せないテクスチャーや着心地の良さをお楽しみください。