霧をイメージしたオリジナルテキスタイル[fog]のご紹介です。
山間にある街、西脇。春の朝には山間から湿った空気が込み上げて、街全体が霧に覆われます。
柔らかい朝日と、水の粒に反射して光る加古川。
幻想的な光景は、毎日通っている道も違う景色にしてくれます。
霧がかかった朝はどこか静かに感じ、それは水の中に潜った時の静けさに似ていて好きなのかもしれません。
暖かくしっとりとした霧の中で着る服を作りたいと思いデザインしました。
[fog]はトップ染め、と言われ原料の綿で染めてから糸にした淡いカラーのトップ糸と、リネンを組み合わせて織り上げる事で、複雑に色が混じり合います。
霧の向こうにぼんやりと街の輪郭が見える。そんな景色をイメージしながらデザインしたテキスタイルです。
バンドカラーのサマードレス。
夏の暑い日にも涼しく過ごせるリネン素材。
紐とゴムでウエスト調整が可能なワンサイズで、着脱が容易なイージーパンツは年齢や体型を問わずどなたにも着ていただけるようなデザイン。
ウエストから腰回りはゆったりしていていますが、全体のシルエットはすっきり見えるよう特殊なパターン設計。
こちらの商品の紐先のディテールは、東京都にある就労継続支援B型事業所『ムジナの庭』のメンバーに一つ一つ手作業で仕上げて頂きました。hatsutokiでは通常の量産工場では対応できない細かな手作業を依頼することで、ものづくりを通してムジナの庭の活動を応援出来ればと考えています。
一見シンプルな生地のようで、よく見ると様々なカラーを感じ取れる[fog]の晴雨兼用傘。見る角度や光によって印象の違う不思議なテキスタイルは、毎日使う日傘をささやかに彩ります。
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